木部のフレームがすっかり飴色に色づいて、独特の風合いが感じられるようになりました。

実家には両側に肘掛けのあるタイプと3連づかいできるタイプの計4脚がありますが、

行くたびに配置や連結の仕方が変わっています。

リビングでL字型に配置されていることもあれば、3連の真ん中の椅子を外して2人掛けプラス1人掛けにしていたり、いくつか個室に持ち込んでいたり。リビングにひとつもない時はびっくりしますが、それだけ軽くて自在に扱えるということなんだなぁ、とも。

上の写真はベッドサイド。テレビを見たり、本を読んだり（読むかな？）。ここに置くのも何かと都合がいいみたいです。

ちなみに、マルガリータのまわりをうろうろしているのは、実家の柴犬「ろん」ちゃんです。夏と冬だけ室内犬。クーラーの効いた家の中を満喫しながら、今日もあちこち探検して歩いています。

《マルガリータって？》

1976年に誕生したイージーチェア。スウェーデンの家具デザイナーであるブルーノ・マットソンが来日した際、日本の生活様式を踏まえてデザインした椅子で、山形にある天童木工が製作しています。

背もたれと座面の角度が深く、背中に体重をあずけるような座り心地が特徴。座ると自然に力が抜けて「リラックスするってこういうコトよ」という姿勢にしてくれます。まさに、くつろぐためのイス。イージーな姿勢になるためのイス。家でゆったりくつろぐための1人掛けイスです。（角度が浅いタイプもありますよ。）

肘掛けは、両側にあるもの・ないもの・片側だけのものがあり、手のひらサイズの木製パーツを使えば、連結使いが可能です。つまり1人掛けのパーソナルチェアながら、2人掛けや3人掛けとして一体型のソファとして使うことも出来るのです。

ベースは成形合板の木製フレームと帆布。（だから軽い。）クッションは取り外しができるので、掃除機をかけることも、天日干しすることも、後々クッションだけ交換することも可。張り地は多様で、好みの素材・色を選びます。木部の風合いの変化を楽しみながら、長く愛用し続けられるのが魅力です。

《天童木工家具のご相談・ご注文につきまして》

マルガリータをはじめ、天童木工の家具は受注生産となります。

風土プラスでは個別にご相談をお受けしてから、ご提案・お見積り・発注とさせて頂いております。

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