2023/03/01 21:02

Ekelund(エーケルンド)をご存知ですか。

オーガニックコットン・オーガニックリネンでつくる、スウェーデンの織物ブランドです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、歴史は古く、創業は1692年。日本でいう江戸時代、綱吉が納めていた頃からですから驚きです。

そのEkelund、知ったのは10年余り前。設計事務所にいた当時、北欧の建築事情に精通していてさまざまな建材輸入でお世話になっていた アルメンプランの森さんからご紹介いただいたのがきっかけ。はじめは、よく見る北欧雑貨とは明らかに違うテイストとだけ理解しながら、単に自分好みのデザインにカワイイ!飛びついていているぐらいでした。

その後いくつか手に入れてみると、じわじわわかってきたことがあったのです。
①使っているうちに織物の質感が変わってくる(やわらかくなってくる)こと、②洗うと少し縮む(縮む前提で寸法表記されている)こと、でも ③普通に洗濯機で洗っても平気なこと、④けっこう丈夫で長持ちするということ。そして、⑤オーガニック素材は肌にすごくやさしいということ。ついでに言えば、オーガニックのコットン・リネン素材で《発色良くデザインされた》《織物》って、あまりないものだな ということも。そう、レアなのです。色々と。

ではそのEkelundには、どんな織物があるのか、ですが。
ラインナップには「タオル」なるものがありますが、正直、いちばんはじめ・おろしたてはとてもタオルとして使う気持ちになれません。「えっ、タオル?!手を拭いていいものなの?!」と思うと思います。だって、普通のタオルのようなループもないし、フワフワしているわけでもないし、厚みもないし、なんだかパリッとしているから。タオルとして使う勇気の出ない場合は、そのままランチョンマットやプレイスマット、タペストリーに。勇気が出たら タオルとして手を拭いてみてください。思いのほか、“タオル”です。洗えば洗うほど。

他にも色々ありますが、なかでも強く推したいのが「ブランケット」。オーガニックコットンで織られた起毛タイプの織物です。これが、やさしい。肌に、すごくやさしい。気持ちがいい。こんなにもやわらかいのかと驚きます。

実は今日、発注していたEkelundの織物たちが風土プラスに届きました!
その中には、タオルはもちろんベビーブランケットも(小さな毛布)。他にも、食卓で愛用いただきたい ランチョンマット・プレイスマットやテーブルナプキン、テーブルランナーも。「どんなデザインがあるの?」はもう少々お待ちください。用意が出来次第、順次webshopにUPしてまいります。

『知らない』を知る、じわじわ良さを知っていく。そういうことも、楽しみのひとつかもしれません。
多くの方にとって初めての出会いかもしれないエーケルンド、いい出会がありますように。
さてそろそろ Ekelundの商品紹介準備に取り掛かります。UPまで、少々お待ちくださいね。


↑ 本日の、到着便より。