2023/03/15 17:59

Terminal=空港、なんで?
最初の印象はそんな感じでした。

コワーキングスペース Terminal51。長野市の老舗紙卸会社の水島紙店さんが手掛けています。
先日3月5日、グランドオープンに先駆けてレセプションが行われ、縁あって参加させて頂きました。

コワーキングスペースというと、都会では馴染みある響きに聞こえますが、長野のような地方ではまだまだ物珍しい感じがします。
でも調べてみると、ここ長野でも知らない間にあちらこちらでオープンしていました。
駅前や善行寺界隈、やはりヒトの往来がある場所に出来ている感じです。
Terminal51は郊外にあるため、その点はひとつ特徴かな。
長野ではクルマは必須とよく言われますが、そう考えるとニーズは大いにあるように思います。

コンセプトは「目的地はより良い未来」。なんだかワクワクします。

社屋となりにある紙の倉庫の雰囲気、水島さんのプロジェクトへの想いからインスピレーションを受けて「Terminal」と名付けたそう。ヒトやモノが交差して旅立つ。そんな場所になればと語る水島さんの話を聞くと、見た目だけではない深い想いがあるんだとナットク。ちなみに51は地名の五分一からきているそうです。


水島紙店さんは近年「手提屋」という新ブランドをスタートさせたり、様々なチャレンジをされています。
変化を加えながらチャレンジしていく姿に、とても感化されます。
今回も古い社屋を大胆にリノベーションしていますが、古くても良いものは活かしながら使っています。
また、モノの溢れる現代で古い良いものを残すためには、確かな目利きも必要なのかな、そんなことを感じました。

ここに集まるヒトやモノとの出会いを愉しみに、
風土プラスもさらに一歩進みたい、そう思っています。